目や皮膚・粘膜を健康にするビタミンAが豊富な食品について
ビタミンAは、目や皮膚・粘膜の健康維持に欠かせない成分です。
不足すると、暗い場所で物が目が見えずらくなったり、皮膚の乾燥・角質化を招きます。
脂溶性ビタミンの一種なので、過剰に摂取すると蓄積して健康障害を起こします。
タップできる【目次】
1.ビタミンA(レチノール)について
ビタミンAは、レバーなどの動物性食品に多く含まれる脂溶性ビタミンの一種で、体内でレチノール・レチナール・レチノイン酸として存在しています。
レチノール(ビタミンA)の働きは、目の健康や皮膚・粘膜を健康に保つ働きがあります。
ビタミンAのほとんどが肝臓に蓄えられ、過剰摂取すると体内に蓄積し、健康被害を起こす場合があります。
水に溶けにくく、油に溶けやすい性質なので、油と一緒に摂ると吸収率がアップします。
2.プロビタミンAについて
野菜などの植物性食品に含まれるカロテノイドのβ-カロテンなどは、体内で必要な時に、必要な量がビタミンAに変換され、プロビタミンA(ビタミンA前駆体)と呼ばれます。
カロテノイドは動植物の黄色または赤色の天然色素で、600種類以上あると言われていますが、プロビタミンAとして働くのは、α-カロテン・β-カロテン・β-クリプトキサンチンなど約50種類です。
プロビタミンAのなかで、βカロテンが体内で最も効率良くビタミンAに変換されます。
強力な抗酸化作用で、活性酸素を取り除く働きがあります。
β-カロテンを沢山摂っても、必要な量だけがビタミンAに変換されるため、ビタミンAによる過剰症の心配がありません。
水に溶けにくく、油に溶けやすい性質です。
β-カロテンは油と一緒に摂ると吸収率がアップします。
3.ビタミンAの主な働き
- 目の健康を維持する
- 暗いところでの視力を維持する
- 皮膚や粘膜を健康に保つ
- 細菌から防御する
- 抵抗力アップ
- 活性酸素の除去
- 動脈硬化の予防
4.ビタミンAが不足すると
- 夜盲症(暗い所で物が見えにくくなる)
- 目が乾く
- 眼球の角化
- 眼球乾燥症(白目や角膜が乾燥して厚くなる)
- 眼球のびらん
- 角膜軟化症
- 失明
- 皮膚や粘膜が乾燥し角質化して厚くなる
- 胃腸が弱くなる
- 慢性の下痢
- 免疫力の低下
- 風邪をひきやすくなる
- 感染症にかかりやすくなる
- 小児の発育障害
- 爪が弱くなる
- 発がんリスクが高まる
<ビタミンA欠乏症とは?>
アフリカや東南アジアなどの発展途上国では、食事からの摂取が足りなく、失明の原因になっています。
先進国では、栄養吸収障害の出る疾患を持っている場合に発症するケースがあります。
ビタミンA欠乏症の原因
- 長期間のビタミンAが不足した食生活
- 肝疾患
- 妊娠によるビタミンA不足
- 栄養吸収に障害を起こす病気(クローン病・原発性胆汁性硬化症・短腸症候群)
- セリアック病
- 膵臓の疾患
ビタミンA欠乏症の診断
- 医師の問診
- 血液検査でビタミンAの数値を測定
- 眼科的な診察、網膜伝図検査の検査
ビタミンA欠乏症の治療
- 高用量のビタミンAを投与
- 基礎疾患に対しての治療
5.ビタミンAの過剰摂取について
ビタミンAは脂溶性ビタミンの一種なので、大量摂取は体内に蓄積して過剰症を引き起こす恐れがあるので、適切な容量を心がけましょう。
緑黄色野菜や果物など食材から大量にカロテノイドを摂取しても、必要な量だけがビタミンAになるので過剰症になることはありません。
手のひらや足の裏の皮膚が黄色く変色する程度です。
過剰症の原因としては、ビタミンAのサプリメントなどの服用があげられます。
<ビタミンAの過剰摂取による主な症状>
- 頭痛
- 食欲不振
- 吐き気
- 発疹
- 口唇炎
- にきび
- 脱毛症
- 筋肉痛
- 皮膚の乾燥
- 皮膚の角質化
- 皮膚のかゆみ
- 唇のひび割れ
- 筋力の低下
- 筋肉痛
- 肝臓肥大
- 小児の発育障害
- 高齢者の骨折
- 妊娠初期にビタミンAを過剰摂取すると、胎児に奇形の発生率が高くなる
- 大量にビタミンAを乳児や小児が摂取することは危険
6.ビタミンA(レチノール)を多く含む食品
水に溶けにくく、油に溶けやすい性質なので、油と一緒に摂ると吸収率がアップします。
【魚介類】
魚介類(レチノール含有率順に上から表示) | レチノール含有率(成分量100gあたりmg) |
あんこう/きも/生 | 8300mg |
やつめうなぎ/生 | 8200mg |
あゆ/内臓/焼き/養殖 | 6000mg |
あゆ/内臓/生/養殖 | 4400mg |
うなぎ/きも/生 | 4400mg |
うなぎ/生/養殖 | 2400mg |
あゆ/うるか | 2000mg |
あゆ/内臓/焼き/天然 | 2000mg |
やつめうなぎ/干しやつめ | 1900mg |
ほたるいか/ゆで | 1900mg |
マジェランあいなめ/生 | 1800mg |
ぎんだら/水煮 | 1800mg |
あゆ/内臓/生/天然 | 1700mg |
ほたるいか/生 | 1500mg |
うなぎ/白焼き | 1500mg |
ぎんだら/生 | 1500mg |
うなぎ/かば焼き | 1500mg |
くろまぐろ/赤身/焼き/養殖 | 1100mg |
くろまぐろ/赤身/蒸し/養殖 | 990mg |
【肉類】
肉類(レチノール含有率順に上から表示) | レチノール含有率(成分量100gあたりmg) |
スモークレバー/ぶた | 17000mg |
にわとり/肝臓/生 | 14000mg |
ぶた/肝臓/生 | 13000mg |
レバーペースト/ぶた | 4300mg |
レバーソーセージ/ぶた | 2800mg |
うし/肝臓/生 | 1100mg |
フォアグラ/がちょう/ゆで | 1000mg |
【油脂類】
油脂類(レチノール含有率順に上から表示) | レチノール含有率(成分量100gあたりmg) |
たらのあぶら | 37000mg |
無発酵バター/食塩不使用バター | 780mg |
発酵バター/有塩バター | 760mg |
無発酵バター/有塩バター | 500mg |
【卵類】
卵類(レチノール含有率順に上から表示) | レチノール含有率(成分量100gあたりmg) |
卵黄/鶏卵/乾燥卵黄 | 630mg |
うずら卵/水煮缶詰 | 480mg |
卵黄/鶏卵/生 | 470mg |
卵黄/鶏卵/ゆで | 440mg |
全卵/鶏卵/乾燥全卵 | 420mg |
卵黄/鶏卵/加糖卵黄 | 390mg |
うずら卵/全卵/生 | 350mg |
ピータン/あひる卵 | 220mg |
全卵/鶏卵/素揚げ | 200mg |
全卵/鶏卵/目玉焼き | 200mg |
【乳類】
乳類(レチノール含有率順に上から表示) | レチノール含有率(成分量100gあたりmg) |
乳児用調整粉乳 | 560mg |
マスカルポーネ/ナチュラルチーズ | 390mg |
ホイップクリーム/乳脂肪 | 340mg |
チェダー/ナチュラルチーズ | 310mg |
やぎ/ナチュラルチーズ | 290mg |
モッツアレラ/ナチュラルチーズ | 280mg |
ブルー/ナチュラルチーズ | 270mg |
ゴーダ/ナチュラルチーズ | 260mg |
エダム/ナチュラルチーズ | 240mg |
日本食品標準成分表2020年版(八訂)のデータを参考に作成
7.プロビタミンAとして働くカロテノイド
体内でプロビタミンAとして働くカロテノイドは、α-カロテン・β-カロテン・β-クリプトキサンチンなど約50種類存在しています。
βカロテンが体内で最も効率良くビタミンAに変換されます。
水に溶けにくく、油に溶けやすい性質です。
β-カロテンは油と一緒に摂ると吸収率がアップします。
7-①.α-カロテンを多く含む食品
【藻類】
藻類(α-カロテン含有率順に上から表示) | α-カロテン含有率(成分量100gあたりmg) |
あまのり/ほしのり | 8800mg |
あまのり/味付けのり | 5600mg |
あまのり/焼きのり | 4100mg |
いわのり/素干し | 3600mg |
あおのり/素干し | 2200mg |
あおさ/素干し | 300mg |
【野菜類】
野菜類(α-カロテン含有率順に上から表示) | α-カロテン含有率(成分量100gあたりmg) |
にんじん/根皮なし/油いため | 4500mg |
にんじん/根/冷凍油いため | 4400mg |
にんじん/根/ゆで | 4200mg |
にんじん/根/冷凍 | 3900mg |
にんじん/根/皮/生 | 3800mg |
にんじん/根/皮つき/生 | 3300mg |
にんじん/グラッセ | 3300mg |
にんじん/根/皮なし/生 | 3200mg |
にんじん/根/皮なし/ゆで | 3100mg |
ミニキャロット/根/生 | 2200mg |
野菜ミックスジュース/濃縮タイプ | 1400mg |
ミックスベジタブル/冷凍/油いため | 1400mg |
にんじん/根/皮なし/素揚げ | 1400mg |
ミックスベジタブル/冷凍/ゆで | 1400mg |
にんじん/ジュース/缶詰 | 1300mg |
ミックスベジタブル/冷凍 | 1300mg |
葉にんじん/葉/生 | 780mg |
とうがらし/果実/乾 | 400mg |
野菜ミックスジュース/通常タイプ | 390mg |
【果実類】
果実類(α-カロテン含有率順に上から表示) | α-カロテン含有率(成分量100gあたりmg) |
すだち/果皮/生 | 360mg |
バナナ/乾 | 330mg |
プルーン/乾 | 130mg |
日本食品標準成分表2020年版(八訂)のデータを参考に作成
https://fooddb.mext.go.jp/search.html
7-②.β-カロテンを多く含む食品
【野菜類】
野菜類(β-カロテン含有率順に上から表示) | β-カロテン含有率(成分量100gあたりmg) |
とうがらし/果実/乾 | 14000mg |
にんじん/根/冷凍/油いため | 11000mg |
しそ/葉/生 | 11000mg |
にんじん/根/冷凍/ゆで | 10000mg |
モロヘイヤ/茎葉/生 | 10000mg |
にんじん/根/皮なし/油いため | 9900mg |
にんじん/根/冷凍 | 9100mg |
にんじん/グラッセ | 8600mg |
ほうれんそう/葉/冷凍/ゆで | 8600mg |
ほうれんそう/葉/通年平均/油いため | 7600mg |
パセリ/葉/生 | 7400mg |
ほうれんそう/葉/冷凍/油いため | 7200mg |
にんじん/根/皮なし/ゆで | 7200mg |
にんじん/根/皮つき/生 | 6900mg |
にんじん/根/皮つき/ゆで | 6900mg |
にんじん/根/皮/生 | 6700mg |
よめな/葉/生 | 6700mg |
にんじん/根/皮なし/生 | 6700mg |
とうがらし/果実/生 | 6600mg |
モロヘイヤ/茎葉/ゆで | 6600mg |
バジル/葉/生 | 6300mg |
よもぎ/葉/ゆで | 6000mg |
ちぢみゆきな/葉/ゆで | 5900mg |
とうがらし/葉・果実/油いため | 5600mg |
ほうれんそう/葉/冬採り/ゆで | 5400mg |
西洋かぼちゃ/果実/焼き | 5400mg |
ほうれんそう/葉/通年平均/ゆで | 5400mg |
ほうれんそう/葉/夏採り/ゆで | 5400mg |
しゅんぎく/葉/ゆで | 5300mg |
あしたば/葉茎/生 | 5300mg |
よもぎ/葉/生 | 5300mg |
ほうれんそう/葉/冷凍 | 5300mg |
あしたば/葉茎/ゆで | 5200mg |
なずな/葉/生 | 5200mg |
とうがらし/葉・果実/生 | 5100mg |
ミニキャロット/根/生 | 4900mg |
きんときにんじん/根/皮つき/生 | 4800mg |
めたで/芽ばえ/生 | 4900mg |
きんときにんじん/根/皮つき/生 | 4800mg |
トウミョウ/芽ばえ/ゆで | 4800mg |
きんときにんじん/根/皮なし/ゆで | 4700mg |
しゅんぎく/葉/生 | 4500mg |
にら/葉/油いため | 4500mg |
きんときにんじん/根/皮なし/生 | 4400mg |
トウミョウ/芽ばえ/油いため | 4400mg |
にら/葉/ゆで | 4400mg |
だいこん/葉/ゆで | 4400mg |
ようさい/茎葉/生 | 4300mg |
ほうれんそう/葉/夏採り/生 | 4200mg |
【果実類】
果実類(β-カロテン含有率順に上から表示) | β-カロテン含有率(成分量100gあたりmg) |
マンゴー/ドライマンゴー | 5900mg |
あんず/乾 | 4800mg |
メロン/赤肉種/生 | 3600mg |
あんず/生 | 1400mg |
パッションフルーツ/果汁/生 | 1100mg |
プルーン/乾 | 1100mg |
すいか/赤肉種/生 | 830mg |
くこ/実/乾 | 800mg |
バナナ/乾 | 670mg |
あんず/ジャム/低糖度 | 630mg |
マンゴー/生 | 610mg |
【藻類】
藻類(β-カロテン含有率順に上から表示) | β-カロテン含有率(成分量100gあたりmg) |
あまのり/ほしのり | 38000mg |
まつも/素干し | 30000mg |
あまのり/味付けのり | 29000mg |
いわのり/素干し | 25000mg |
あまのり/焼きのり | 25000mg |
あおのり/素干し | 20000mg |
ひとえぐさ/素干し | 8500mg |
わかめ/乾燥わかめ/板わかめ | 8400mg |
わかめ/乾燥わかめ/素干し | 7700mg |
かわのり/素干し | 5600mg |
ひじき/ほしひじき/乾 | 4400mg |
みついしこんぶ/素干し | 2700mg |
あらめ/蒸し干し | 2700mg |
あおさ/素干し | 2500mg |
わかめ/カットわかめ/乾 | 2200mg |
ほそめこんぶ/素干し | 1800mg |
まこんぶ/素干し/乾 | 1600mg |
えながおにこんぶ/素干し | 1400mg |
わかめ/乾燥わかめ/素干し/水戻し | 1200mg |
がごめこんぶ/素干し | 1200mg |
わかめ/原藻/生 | 930mg |
りしりこんぶ/素干し | 850mg |
【香辛料類】
香辛料類(β-カロテン含有率順に上から表示) | β-カロテン含有率(成分量100gあたりmg) |
パセリ/乾 | 28000mg |
チリパウダー | 7600mg |
とうがらし/粉 | 7200mg |
パプリカ/粉 | 5000mg |
バジル/粉 | 2400mg |
セージ/粉 | 1400mg |
【し好飲料類】
し好飲料類 | β-カロテン含有率(成分量100gあたりmg) |
青汁/ケール | 10000mg |
日本食品標準成分表2020年版(八訂)のデータを参考に作成
https://fooddb.mext.go.jp/search.html
7-③.β-クリプトキサンチンを多く含む食品
【野菜類】
野菜類(β-クリプトキサンチン含有率順に上から表示) | β-クリプトキサンチン含有率(成分量100gあたりmg) |
とうがらし/果実/乾 | 7400mg |
とうがらし/果実/生 | 2200mg |
トマピー/果実/生 | 500mg |
オレンジピーマン/果実/油いため | 320mg |
オレンジピーマン/果実/生 | 290mg |
赤ピーマン/果実/油いため | 240mg |
赤ピーマン/果実/生 | 230mg |
【果実類】
果実類(β-クリプトキサンチン含有率順に上から表示) | β-クリプトキサンチン含有率(成分量100gあたりmg) |
くこ/実/乾 | 4400mg |
かき/干しがき | 2100mg |
うんしゅうみかん/砂じょう/早生/生 | 2000mg |
うんしゅうみかん/じょうのう/早生/生 | 1900mg |
うんしゅうみかん/砂じょう/普通/生 | 1800mg |
うんしゅうみかん/じょうのう/普通/生 | 1700mg |
せとか/砂じょう/生 | 1400mg |
セミノール/砂じょう/生 | 1300mg |
うんしゅうみかん/果実飲料/濃縮還元ジュース | 1100mg |
はるみ/砂じょう/生 | 1100mg |
ぽんかん/砂じょう/生 | 1100mg |
パパイア/完熟/生 | 820mg |
うんしゅうみかん/果実飲料/ストレートジュース | 740mg |
きよみ/砂じょう/生 | 690mg |
うんしゅうみかん/缶詰/果肉 | 640mg |
しらぬひ/砂じょう/生 | 630mg |
びわ/生 | 600mg |
かき/甘がき/生 | 500mg |
【香辛料類】
香辛料類(β-クリプトキサンチン含有率順に上から表示) | β-クリプトキサンチン含有率(成分量100gあたりmg |
チリパウダー | 3100mg |
とうがらし/粉 | 2600mg |
パプリカ/粉 | 2100mg |
【藻類】
藻類(β-クリプトキサンチン含有率順に上から表示) | β-クリプトキサンチン含有率(成分量100gあたりmg |
あまのり/ほしのり | 1900mg |
いわのり/素干し | 1900mg |
あまのり/味付けのり | 1200mg |
あまのり/焼きのり | 980mg |
日本食品標準成分表2020年版(八訂)のデータを参考に作成
https://fooddb.mext.go.jp/search.html
8.まとめ
ビタミンA(レチノール)
- ビタミンAは体内でレチノール・レチナール・レチノイン酸として存在
- 脂溶性ビタミンである
- 体内での吸収が良い
- 抵抗力を高める
- 目や皮膚の粘膜を健康に保つ
- 暗いところでの視力を維持する
- サプリメントなどで多く摂りすぎると肝臓に蓄積する
- 不足すると夜盲症になる
- 不足すると皮膚や粘膜の乾燥を引き起こし角質化させる
- 不足すると免疫力が低下しで風邪をひきやすくなる
- 水に溶けにくく、油に溶けやすいので油と摂ると吸収が良くなる
- レチノールは、鶏レバー・豚レバー・牛レバー・ウナギ・ホタルイカ・銀だら・卵黄・全卵・バター・チーズなどに多く含含まれている
プロビタミンA
- 体内でプロビタミンAとして働くカロテンは、α-カロテン・β-カロテン・β-クリプトキサンチンなど50種類くらいが存在
- 必要な量だけプロビタミンAに変換されるので過剰摂取の心配がない
- βカロテンが体内で最も効率良くビタミンAに変換される
- β-カロテンは油と一緒に摂ると吸収率が高まるので、油を使った調理や生野菜にはオリーブオイルなどをかけて食べる
- 強力な抗酸化作用がある
- 活性酸素を除去する
- β-カロテンは、水に溶けにくく、油に溶けやすいので油と摂ると吸収が良くなる
- α-カロテンは、干し海苔・味付け海苔・焼き海苔・にんじんなどに多く含まれている
- β-カロテンは、とうがらし・にんじん・しそ・ほうれんそう・モロヘイヤ・しゅんぎく・ドライマンゴー・あんず・メロン・干しのり・味付けのり・焼きのり・わかめ・こんぶなどに多く含まれている
- β-クリプトキサンチンは、クコの実・温州みかん・干しがき・せとか・はるみ・ぽんかん・パパイア・とうがらし・オレンジピーマン・赤ピーマンなどに多く含まれている
以上、ビタミンAについてご紹介いたしました。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。